
営業部 宮崎 純一
他社から転職して8年目、現在高梁市、新見市といった県北エリアを担当しています。仕事内容としては、JA様を中心とした既存のお客様に対し、各種印刷物、販促資材、ノベルティー、園芸資材、web関連など、数多くのツールを提供しています。
県北エリアは、日本有数のニューピオーネ生産地ということもあり、私の場合は特にぶどうの園芸資材の販売に力を入れています。園芸資材と聞いてもわからない方もいらっしゃるかもしれませんが、具体的に言いますとぶどうを生産する際に虫や病気から守る為に使う掛け袋、ぶどうを出荷する際に使用するシール、パックや袋といった物がそれにあたります。
弊社の場合、元々は印刷会社からのスタートだったのですが、JA様との長年のお付き合いの中から園芸資材を取り扱うようになりました。専門的な知識も多く必要で、日々ぶどうの生産や流通についても勉強しながら、取り組んでいます。
お客様の要望にマッチした商品に仕上がったとき、お客様の悩み事が解決できたときにとてもやりがいを感じます。
以前、JAびほくの広報担当者様から、JAの良さ・活動をよりアピールするにはどうしたらいいのかと常々相談を受けていました。社内で幾度となく話し合った結果、お客様の広報誌リニューアルというタイミングも重なり、弊社デザイナーの案でJAびほく様で盛んに栽培がされている「ツノナス」をモチーフとしたキャラクターを作ることになりました。先方の広報担当者様や職員の皆様に大変喜んでいただき、今では広報誌のあらゆるページに登場しています。また、そのキャラクターを直売所の販促物に展開したところ、組合員の方々からJA様へ「直売所が明るくなった」「JAのイメージアップに繋がる」と好評いただき、キャラクターの認知だけでなく、お客様のモチベーションアップにも繋がりました。このように、お客様に喜んでいただける仕事ができたときは本当に嬉しいですね。
また、このキャラクターはデザイナーが、私の話を親身になって聞いてくれないと出来上がることはありませんでした。部署間の隔たりなく意見交換が行え、誰もがお客様の事を第一に考え、動けることが弊社の魅力だと思います。
これまでの実績を生かして、今後は全国へと園芸資材の販売を展開していくことを目標としています。印刷業界はこれからますます厳しい状況になってくると思いますが、弊社の強みを生かした営業活動を行い、業績を伸ばしたいと思います。
後輩に対しては、早く自分の色を見つけて欲しいと思います。弊社は印刷物に限らず、様々なツールを取り扱っています。各々が得意分野を見つけ、それを伸ばしていくのが弊社のスタイルなので、まずは何事にも挑戦して欲しいと思います。